初めに>昔のテストが将来のストレスになる!?

「人生の落し物」はなにも赤ちゃんの時代にのみあるわけではありません。もうひとつ例えをお話しします。

小学校に通うようになると、「勉強」「テスト」「宿題」などいろいろなことを課せられます。
あなたはテストや通知表を家に持ち帰った時の気持ちを覚えていますか?
「ああ、また叱られる」と思っていませんでしたか?
80点以上取るのが普通だと親に言われていて、ちょっとそれよりも低いといい顔をされないなんてことはありませんでしたか?

私の母親も、「全か無か」的な考え方をする人でした。
90点以上ならば多少誉められますが、それ以下になると誉められません。
「ここはできたのね」ではなく「ここができなかったわね」と、よくない部分だけを指摘されるようになります。
あまりに成績が悪いと口もきいてくれなくなることもありました。
成績不振でつらい思いをした子供は、大人になってからも仕事で好成績を目指すようになります。

そして目標に届かなければ、それは大きなストレスとなって跳ね返ってきます。
または、目標を高く設定しすぎて自らストレスを作ってしまうこともあります。

初めに

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