前編>心を元気に導いてくれる食べ物とは？

前の記事で「うつ病は神経伝達物質の病気」と書きました。
この伝達物質とはセロトニンのことをいいます。セロトニンの分泌が少なくなることで、うつ状態になります。
そこで、セロトニンを作る材料となるアミノ酸「トリプトファン」が多く含まれる食品を紹介いたします。
卵や牛乳、バナナ、チーズ、大豆製品、ナッツ類、肉類などです。

卵料理や牛乳は比較的摂取する機会も多いと思います。牛乳は寝る前に温めて飲めば睡眠にも良い効果をもたらしてくれます。
大豆製品には豆乳、納豆、凍り豆腐などがありますね。納豆が苦手な方は豆乳やお豆腐で代用してみてはいかがでしょうか。
ただし、過剰摂取は肝硬変の元になります。
また、トリプトファンを脳に運ぶための物質「ブドウ糖」も必要になります。
よく「脳のためにはお砂糖」と言いますよね。

甘いものは脳の栄養補給になりますし、トリプトファンを運んでくれるので大事なものなのです。
ホットミルクにすこしお砂糖を溶かして飲むなどすると摂りやすいかもしれません。

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