後編>両親を批判してもいいのです。

抑うつスキーマの改善には、カウンセラーなど心の専門家の手助けが一番有効です。
経験を積んだお医者様なら診察でもアドバイスをもらえることもあります。
しかし、いくら他人がそうして支えてくれたとしても、一番近くにいるご家族に理解がなければ改善は非常に遅くなります。

私もあの時両親が理解を示し、あるいは私が差し出した心の病について書かれた本を読んでくれていれば、
どれだけ早く改善したかと悔しく思います。
病にかかり、叱られつづけたことによって「私はダメな奴だ」というスキーマはますますひどくなっていったと言えましょう。
皆様は両親のことを「ひどいご両親だね」と言われたとしたら、怒りますか?
私は主治医に言われましたが、もっと言ってほしいと思いました。

両親を否定されることは、私を肯定してくれているのと同じ事だったからです。
「ああ、両親はひどいと思ってもいいんだ」という気持ちは、
「ああ、私はそんなにダメな奴だと自分を責めすぎなくてもいいんだ」ということだったのです。

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初めに

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無理やり元気になることは可能?
心の病に思い当たる節はありませんか?
治療でどうして過去を話さなければいけないの?
人生の落し物とは一体!?
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ご家族の心構え

前編

接し方を間違えたある家族の例
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気晴らしは逆効果!?その2
薬はご家族が管理しましょう
死にたいという気持ち
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中編

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学生さんの強い味方は保健室
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自らを傷つける人の心理
パニック障害とは?
パニック障害とは?その2
更年期障害でも気分は落ち込む?
分かっていてもやめられない強迫性障害
分かっていてもやめられない強迫性障害その2
私の体験記・幼稚園時代
私の体験記・その教えは破滅の道へ

後編

私の体験記・大人は助けてくれない
私の体験記・友達は簡単に裏切る
私の体験記・心を守るために周りを見下す
私の体験記・悪い部活に入った場合
私の体験記・部活動で失ったもの
私の体験記・今さら響く「落し物」
私の体験記・自分の病名を知る
私の体験記・心休まらない環境の中で
私の体験記・失敗に終わった賭け
私の体験記・心理学を学んだ訳
うつ病の人がもつ独特の考え方とは?
両親を批判してもいいのです。
最後に、「うつ病は治る病気」

その他

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