後編>最後に、「うつ病は治る病気」

ここまで読んでくださったことに感謝いたします。
心の専門家にまではなれなかった私ですが、
これで必死に勉強してきた心理学の知識と自分の病気が役に立てたと思えます。
ありがとうございます。

心療内科は今も混雑し続け、2,3時間待たされることも珍しくなくなってきました。
ひどく取り乱している人はあまり見かけませんが、待っている人々にはやはり疲れが見えます。
しかし、患者さんは増えているのにお医者様の数は少ないです。
心療内科を名乗っていても、患者さん一人一人をしっかり見ていない病院もあります。
適当に薬だけを処方したために、リタリン事件のようなことが起こったりするのです。
患者さんやご家族は、本当に信頼できる主治医を見つけてください。
信じられない病院に通い続けても良くなることはありません。
今はインターネットも普及していて、病院の口コミを見ることもできますから、参考にすることを勧めします。
また、継続してうつ病の治療を行わなければならなくなった場合、「自立支援医療」という制度があります。
これは、患者さんの医療費を自治体が負担してくれる制度なので、病院に申し出てみてください。

うつ病は、治る病気です。
治るまでの期間は個人差があるので何とも言えませんが、焦らず、ゆっくり歩んでください。
患者さんも、ご家族も。

初めに

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無理やり元気になることは可能?
心の病に思い当たる節はありませんか?
治療でどうして過去を話さなければいけないの?
人生の落し物とは一体!?
昔のテストが将来のストレスになる!?
診察とカウンセリングは何が違うの?
カウンセリングって難しいこと?
心のほとんどは自分でもわからない!?
薬を飲むとき大事なことは?
ご家族の心構え

前編

接し方を間違えたある家族の例
何よりも大事なのは、ご家族の理解
怠けなんてとんでもない暴言!
気晴らしは逆効果!?
気晴らしは逆効果!?その2
薬はご家族が管理しましょう
死にたいという気持ち
「死にたい」は「生きたい」?
「頑張れ」は最もいけない言葉!
患者さんに決断を求めてはいけない!
家事ができることはすごいことなのです。
良い眠りのためのアドバイス!
心を元気に導いてくれる食べ物とは?

中編

家族の一言は患者さんを殺すナイフになる。
最も危険なのは回復期!?
認めてください、頑張っていること
学生さんの強い味方は保健室
抱え込まないで、助けを求めてください!
自らを傷つける人の心理
パニック障害とは?
パニック障害とは?その2
更年期障害でも気分は落ち込む?
分かっていてもやめられない強迫性障害
分かっていてもやめられない強迫性障害その2
私の体験記・幼稚園時代
私の体験記・その教えは破滅の道へ

後編

私の体験記・大人は助けてくれない
私の体験記・友達は簡単に裏切る
私の体験記・心を守るために周りを見下す
私の体験記・悪い部活に入った場合
私の体験記・部活動で失ったもの
私の体験記・今さら響く「落し物」
私の体験記・自分の病名を知る
私の体験記・心休まらない環境の中で
私の体験記・失敗に終わった賭け
私の体験記・心理学を学んだ訳
うつ病の人がもつ独特の考え方とは?
両親を批判してもいいのです。
最後に、「うつ病は治る病気」

その他

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